高校生の頃に分かった発達障害で、働きながらも基礎年金2級が受給できたケース

相談者(性別・年齢)

女性 40代

傷病名

広汎性発達障害(20歳前傷病)

決定した年金種類と等級

障害基礎年金2級 年額79万円 

受給事例

高校生の頃に分かった発達障害で、働きながらも基礎年金2級が受給できたケース

ご相談にいらした状況

かつてお母様と別の社労士事務所に相談に行かれたことがあったそうです。その時の応対が実に冷たく、手続きのお願いをせず、障害年金の請求は諦めていたとのお話しでした。お知り合いの方からのご紹介により面談に繋がりました。これからのご自身の為に一人暮らしがしたくとも、障害者雇用枠の中での就労では、収入も限られています。その不足部分を、障害年金で補えたらとお話しされていました。

相談から請求までのサポート

小さいころからのご様子を一つ一つ丁寧に伺いました。ご自身はどうして周りとうまく交流できないのかが分からず、人間関係に常に苦労されていました。高校時代には症状が重くなり、入院することになったこともあるそうです。ご本人の苦労はどれほどだったかと思います。また、過敏な聴覚にも苦労されていました。ご自身の日常生活について、丁寧にヒヤリングさせていただき、ヒヤリングメモを作成しました。現在の診断書の作成を主治医の先生にヒヤリングメモとともにお願いしました。また、もうすでに、20年もたっていますが、ご本人の20歳の頃の診断書の取得のために、病院に連絡を取り、診断書の作成をお願いしました。診断書の取得が出来たので、遡求請求も可能ということになりました。就労はされていますが、障害者雇用枠での就労にも苦労されている事を明確にし、病歴・就労等申立書を作成させていただきました。

結果

障害基礎年金2級の認定となりました。また、5年間の遡求も認められました。20年前の診断書の取得は困難を極めますが、病院側のご配慮で診断書の作成が可能でした。まじめに暮らしてこられてきたご本人様にとても素晴らしいプレゼントになったようです。受給が決定し、1人暮らしの準備を始めていると明るくお話しされている様子に、私がお手伝いできてよかったと、心から思いました。

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