仕事の重圧でうつ病になったケース

相談者（性別・年齢）

女性　40代

傷病名　

うつ病

決定した年金種類と等級

障害厚生年金　2級　130万円

受給事例

仕事の重圧でうつ病になったケース

ご相談にいらした状況

お母様から自宅療養中の娘様の相談を受けました。うつ病に罹患し、当時の職場を退職した日から通院以外家に引き籠り他者との関係を一切遮断。母と娘の二人暮らしのため、今後の将来に不安を感じご相談に来られました。

相談から請求までのサポート

障害年金の請求はご本人の意思に基づき行うため、ご本人に制度理解を促した上で改めて請求に対する意思確認を含め面談をさせて頂きたいとお母様にお伝えしました。ご本人も最初は他者と会うことに強い抵抗を感じていらっしゃったようですが、時間をかけて面談を行い請求手続きの必要性をご理解頂きました。在職中に高圧的な上司から執拗な叱責を受け、後輩たちが攻撃されないようパワハラの矢面に立っていたことを長時間の面談の中でぽつりぽつりと話してくださいました。壊れた心が修復するには、今後も長い時間を要すると感じました。快活に仕事に生きていた時代からかけ離れた現実についても葛藤を感じているご様子で、ご本人の気持ちを丁寧にくみ取りながら病歴就労状況等申立書を作成しクリニックとの文書連携もサポートいたしました。

結果

結果として2級受給となりました。ご本人は経済的負担が軽減されたことでお気持ちは少し余裕ができたとのことでしたが、まだ社会に踏み出す勇気は持てないとのお話しでした。今まで引き籠っていた年月分、同年代の社会人から取り残されてしまっていることに劣等感を抱かれていらっしゃるご様子でした。あなたにしかできない事を成し遂げた経験があることを忘れず、また前を向いて頂きたいと心から応援しております。