大学通学しながら障害基礎年金2級受給となったケース

相談者(性別・年齢)

女性 20代

傷病名

広汎性発達障害

決定した年金種類と等級

障害基礎年金2級

受給事例

大学通学しながら障害基礎年金2級受給となったケース

ご相談にいらした状況

20歳になったので障害年金の手続きをご希望され、お母さまが来所しました。自分たちでの手続きは難しいと感じ、手続きサポートのご依頼を頂きました。

相談から請求までのサポート

娘様の強い希望から大学進学をされましたが、障害により単身生活が行えず実家から他県の大学までお母さまが毎日送迎支援をされています。体調不良により毎日の通学も難しく、休みがちです。

また、大学とは合理的配慮の提供が必要な点を協議し、科目習得試験の受験方法やグループワークの受け方などについて配慮の方法を取り決めています。上記の内容も病歴就労状況等申立書に落とし込み、保護的環境下で学生生活を送っていることを申し立てました。

結果

結果として障害基礎年金2級受給となりました。

令和6年4月から障害者差別解消法の法改正がされ、私立大学等においても合理的配慮の提供が義務化されました。身体障害のみならず、精神や発達障害の方への配慮も明示され、障害をお持ちの方であっても大学進学し卒業される方も増えてきました。自身の障害特性により、学ぶことを諦めなくてもよくなる社会になっていくと良いと思います。

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