頚髄腫瘍による左上肢機能全廃、2級受給となったケース

相談者(性別・年齢)

男性 50代

傷病名 

頚髄腫瘍

決定した年金種類と等級

障害基礎年金 2級

受給事例

頚髄腫瘍による左上肢機能全廃、2級受給となったケース

ご相談にいらした状況

長年大型車の運転の仕事をしてきたベテランドライバーのご本人と奥様が相談に来られました。最初にお会いしたのは2年前、当時は交通事故の後遺障害で相談を受けました。当時の状態は障害等級2級相当に該当する状態まで至っていないことが明らかであり、運転手稼業ができない状態であることは理解しておりましたが、残念ながら申請を諦めざるを得ませんでした。今年に入って久しぶりにお電話をいただき状況を伺ったところ、障害の状態が進み、申請をしたいとのお申し出でした。左肩、肘が全く動かない症状になっており改めて申請のサポートをしたいと考え支援しました。

相談から請求までのサポート

最初に左上肢に障害が残ったのは交通事故が原因で、医師から詳細の説明なくご本人は交通事故での障害が重症化したと解釈されたようです。その後医師の診断、照会を行ったところ交通事故とは因果関係のない頚髄腫瘍による後遺障害だと判明しました。診断書についても病院とやり取りしながら現在の状態について、認定審査に必要な項目をご記入いただくようサポートしました。年金機構に提出する書類も、今までの経緯を詳しく病歴就労状況等申立書に記入し発病の流れがわかるよう工夫をしました。

結果

審査途中で年金機構の初診日認定が「頚髄腫瘍により治療を行った日」となり書類の整備が求められました。その後間もなく年金証書が届いたとご本人から連絡があり、2級受給できたことを知りました。

ドライバー稼業ができなくなってしまい、日常生活も自分で行えない事が増え、障害年金も受給ができずもどかしい日々だったと思います。年金受給は目標のひとつであって、年金があれば絶対安心という気持ちではなく、家族の負担が軽減できることや新たな就労に挑戦してみるモチベーションにつながるという心を実現でき私も嬉しく思いました。発病してからずっと、奥様が生計を立ててきたとのことで奥様の経済的負担が軽減できたのであればお役に立てたのではないかと思います。

また、数年前に受給は難しいとお断りしたときには申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、またお電話をいただき支援ができたことを感謝しております。

 

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